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皆様、こんにちは!
つい先月イギリスではEU離脱をめぐる国民投票が行われましたね!
国民投票が始まる前の予想では、残留するという予想が離脱派よりも多かったようですが、ふたを開けてみると離脱派の勝利という結果になりました。
今回はこのEU離脱の影響について考察してみました。
EU離脱後の影響

(引用元:http://www.ip-watch.org/2016/06/24/uk-brexit-leaves-ip-community-with-many-unanswered-questions/)
●経済ネタ関連 :マイナス金利の影響は??
今回のEU離脱が決定的となった国民投票は、イギリス時間の6月23日に実施され、離脱が51.9%、残留が48.1%という僅差の結果でした。
翌日の6月24日の東京の為替、株式マーケットはともに大荒れの結果となりましたね。
投票前では残留が大方の予想で、マーケットも残留との見方で推移していたために、かなりの値動きとなりました。
24日の午後には開票状況でほば離脱になりそうとのことから、大幅な下落が起こり、日経平均は一時15,000円を割り込み、ドル円も1ドル99円を記録しました。
大暴落の1日でしたが、こうしたマーケットでも上昇した商品がありました。
それが、「金」なんです!
なぜ金が買われるのか?
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こうしたマーケットの場合、リスクのある株式への投資は控えられ、代わりに現物資産である金の価格が上昇することが多いんですね!
今回のEU離脱により、金相場は2003年以来の上昇を示しており、1トロイオンス1,340ドル(2016/7/5時点)となっています。
こうしたマーケット環境で、実は大きくもうけを出した投資家がいるんです!
それがかの有名な投資家「ジョージ・ソロス」です。
ソロスは国民投票前から金と金鉱株にシフトしていたようで、さすが世界一の投資家といわれるだけあって先見の明がずば抜けていますね(^^)
金にもデメリットはある!

(引用元:http://simple-lifehack.com/deposit-blockade/)
現物資産の代表格である金には、株式と異なり紙屑になったりはしないので、安心感があることは間違いありません。
しかしながら、金にもリスクが存在します。
大きく分けて3つあるのですが、ひとつ目は「価格変動リスク」です。
金は日々取引されており、取引価格も変動しています。そのため高い時に買って、安い時に売ってしまった場合はもちろん損してしまうことになります。
ふたつ目は「為替変動リスク」です。
金の価格はドル建てになるため、日本国内での金価格はその時のドル円相場で換算したものになります。
ドル円相場がドル高にうごけば値上がりしますが、円高に動いた場合は値下がりすることになります。
そして最後に「セキュリティリスク」があげられます。
やはり金の現物となると、盗難にあわないように保管場所に困りますよね。
金庫を購入したり、定額の保管サービスを利用するといったセキュリティ対策が必要となってきます。
今回のEU離脱問題では、イギリス経済やEU経済に大きなダメージを与えるだけでなく、全世界の経済や金融市場に影響を及ぼすことになりました。
今回の問題でさらなる経済危機や政治情勢の悪化などが出てくるかもしれません。
そうなった場合、リスク資産への投資は避けられ金などの現物資産へ資金が流れる可能性も大いにありますよね。
今後の資産保全のためにも現物資産を購入しておくのも良いかもしれませんね(^^)
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